東ティモールは、日本ではまだあまり知られていない国ですが、 コーヒー通の方は「あ〜、東ティモールね!」という感じで、よくご存知です。
なんでも、コーヒー通なら言わずと知れた(?) ハイブリッド・デ・ティモールという品種が生まれたのが、東ティモールなのです。
この品種は、風味豊かなアラビカ種と病気に強いロブスタ種が自然交配して、生まれたものです。
双方の良いところを持った、美味しくて強い、この品種は世界のコーヒー品種改良を 飛躍的に進歩させました。
そんな東ティモールの高地では、コーヒーの栽培が盛んです。
エルメラ・サメ・マウベシ・レテフォホ等、その産地の名前は段々と有名になって来ています。
日本で、産地に思いを寄せながら飲むコーヒーも美味しいですが、
東ティモールで、東ティモール産のコーヒーを飲むのは格別です。
私は以前、フェアトレード活動をされている、 PARCICの方にコーヒー農家さんの所へ同行させて頂いたことがあります。
そこはマウベシ地方の高地で、崖の上に家々がある村でした。
そこで淹れて頂いたコーヒーは、世界で一番美味しかったです。
PARCICでは、コーヒー農家を訪ねるツアーもされています。
今年は8月にあるそうです。気になる方は是非、こちらのホームページをご覧ください。
そして、首都ディリ市内のカフェでも、美味しい東ティモール産コーヒーを飲むことができます。
Peace Coffee :ディリ市アウディアン
Letefoho Specialty Coffee Roaster:ディリ市ポルトガル通りマルコニ (写真はこちらのカフェでテイクアウトしたコーヒー)